学力アセスでの課題。 [思い]
こんにちは。
ヒーローズおかやまです。
今日は先週からお電話をいただいていたので、朝一番に新年度中学生の教科書を取りに行きました。
改めて手にしてみると便利になりました。
英語や理科などはQRコードが付いていおり、発音や実験の内容などをスマホなどで確認できます。
いずれは先生の”解説動画”もつくのでは?と思うのは私だけでしょうか?
午後からは事務作業に追われ、夕方に茶屋町入りです。
ようやく学校授業も進み始めたようです。
さて、明日は学力アセスです。
対象は小3,4,5と中1,2年生。
調査の目的は下記の通り。
個々の児童生徒の学力・学習状況を全国比較及び経年比較することにより、教育指導や教育
施策の改善を図るとともに、新型コロナウイルス感染症対策の臨時休業等の影響を鑑み、実施
日等を変更した上で、児童生徒、一人一人の学習の状況を把握し、今後の学力保障や学習指導
に生かす。
これが昨年の小学生の算数の課題。
・日常生活に関わる知識を問う設問のうち、1 時間=60 分の関係を理解しているかを見る設問や、余りを切り上げて処理する設問の正答率が高かった。一方、身近なもののかさを表す単位を問う設問では、半数以上の児童が正答できず、かさの単位と量感が結び付いていないことが分かる。授業において、身の回りのかさの量感を体感的に知り、それを手がかりにおよそのかさの見当をつけたり、学んだことを日常生活に結び付けたりすることが求められる。
・1/8Lの 8 個分のかさを問う設問に半数以上の児童が答えられなかったことから、分数の概念(意味)を理解していないことが分かる。分数を初めて学習する 2 年生において、具体物を使っての操作活動を十分に行うことにより、分数で表す意味を理解させ、3 年生において、分数の意味や表し方を習得させることが必要である。また、伴って変わる 2 つの数量の関係を式に表す設問
に課題が見られた。この設問は、中学校で学ぶ関数につながる学習内容であり、中学校でも課題が
見られることから、系統性を意識して指導することが求められる。
次に小学生国語。
・複数の条件に従って文章を書く設問の正答率が全国を上回ったことから、各学校で課題意識をもっ
て書かせる指導に取り組んできた成果が表れたと考えられる。引き続き各教科等で、文章や図、表、
グラフ等から読み取ったことを踏まえて書く活動に取り組むことが効果的である。一方で、無解答
もあったことから、授業の中で、「途中まででもよいから書く」ことを促し、完全ではなくても文
字で自分の考えを表現する児童を育成することが求められる。
・3 年生や 5 年生では、半数以上の児童が正しく書くことができない漢字が見られた。当該学年まで
に学んだ漢字の読み書きについて、復習する機会を設けるなど、定着を図る取組が求められる。
・ローマ字のつづりを理解しているかを見る設問の正答率が低く、依然として課題である。ICT 活用
の基礎となるキーボード入力には、ローマ字の理解が必要なため、ローマ字の習得と活用の場面を
適切に設定することが求められる。
・聞き取った内容に基づいて記述する設問の正答率が低かったことから、国語科だけでなく他教科で
も、必要なことを記録しながら聞いたり、内容の要約を書かせたりする場面を意図的に設定する必
中学数学
・1次式の減法や1次方程式のような基本的な計算力を問う設問では、正答率が全国を上回った。
文字を用いた式の計算や方程式の反復練習で習熟が図られたり、補充学習等において個に応じた
指導がなされたりしたことが、成果につながったと考えられる。
・分数÷分数に関する文章題を解くための式をつくる設問では、正答率が低かった。除数と被除数を逆にしている生徒の割合が高く、文脈を捉えて正しく立式することができていない。また、6:9と等しい比を選ぶ設問では、「1/6:1/9」と解答している生徒の割合が高かったことから、比の相等(等しい比)の意味やそれを確かめる方法を理解できていないと考えられる。これらは、
小学校で学習する内容であるが、中学校において、関連する単元の中で小学校の既習内容の定着
を確認することが求められる。
・関数について理解しているかを見る設問で、正答率が低かったことから、関数の意味を理解していないと考えられる。関数の意味を理解するために、普段の授業で、小学校で学習した比例、反比例が関数の一例であることを押さえたり、身近な数量の関係の中に関数関係にあるものを確認したりするような活動を取り入れることが必要である。
・条件に従って自分の考えを書く設問の正答率が高かったことから、定期テスト等で、条件作文を取
り入れる取組が行われている成果が出ていると考えられる。国語科だけでなく、他教科でも記述式
の設問を設定し、書く力をさらに育成したい。一方で、小学校と同様に無解答もあったため、授業
では、語彙を増やすためにマッピング(発想シート)を行ったり、構想メモを書いて交流したりす
る時間を十分に確保し、適切に支援と評価を行いながら、生徒の書く意欲を高める指導を行うこと
が大切である。
中学英語
・疑問詞を使った穴埋めや並び替えの設問は、正答率が全国を上回った。文法の定着を目的とした定型文の反復練習を行った成果と考えられる。定型文の理解に加え、疑問詞を使った他の文にも対応できるように、教科書本文の内容に関する質問を疑問詞を用いて作成し、答えを書かせたり口頭で答えさせたりするなど、普段から疑問詞を用いた疑問文に触れさせることが大切である。
・対話文の内容を聞き取り、適切に応答することができるかを見る設問に課題が見られた。対話文の音声を聞き取り、What time ~?”の質問に対して、時間を解答することはできていたが、対話全体の内容
を捉えることができていないことが原因と考えられることから、授業の中で、教師やALTが日常の出
来事を話し、その概要を捉える取組を充実させることが効果的である。また、英語科だけでなく他教科
でも、必要なことを記録しながら聞いたり、聞いた内容の要約を書かせたりする活動の充実が求め
られる。
・メールの内容を把握しているかを見る設問の正答率が約半数であった。メールの概要を理解しないまま、本文中の単語を手掛かりに解答したことが原因と考えられる。
最後は中学生国語
・条件に従って自分の考えを書く設問の正答率が高かったことから、定期テスト等で、条件作文を取
り入れる取組が行われている成果が出ていると考えられる。国語科だけでなく、他教科でも記述式
の設問を設定し、書く力をさらに育成したい。一方で、小学校と同様に無解答もあったため、授業
では、語彙を増やすためにマッピング(発想シート)を行ったり、構想メモを書いて交流したりす
る時間を十分に確保し、適切に支援と評価を行いながら、生徒の書く意欲を高める指導を行うこと
が大切である。
・全国学力・学習状況調査でも課題であった敬語の理解を問う設問で、半数近くの生徒が正しく答え
ることができなかったことから、学校では、日常生活や儀式的行事、職場体験学習等の場面を捉え
て、丁寧で正しい言葉遣いを意識させることや、校内の言語環境を整えることが大切である。ま
た、敬語や文法等の基礎的な知識及び技能の定着のためには、復習やドリル学習を効果的に行うこ
とも求められる。
・説明文の構成や展開を捉えることができるかを見る設問では、段落の役割、内容を読み取る力に課
題が見られた。授業では、生徒同士で各段落の要約やあらすじを紹介し合うなどの場面を設定し、
生徒が読み取った内容をアウトプットする活動を行うことが大切である。
さて、今年はどんな結果になるやら???
以上は県教育委員会よりコビペです。
今日も成長ある1日でありますように。
ヒーローズおかやまです。
今日は先週からお電話をいただいていたので、朝一番に新年度中学生の教科書を取りに行きました。
改めて手にしてみると便利になりました。
英語や理科などはQRコードが付いていおり、発音や実験の内容などをスマホなどで確認できます。
いずれは先生の”解説動画”もつくのでは?と思うのは私だけでしょうか?
午後からは事務作業に追われ、夕方に茶屋町入りです。
ようやく学校授業も進み始めたようです。
さて、明日は学力アセスです。
対象は小3,4,5と中1,2年生。
調査の目的は下記の通り。
個々の児童生徒の学力・学習状況を全国比較及び経年比較することにより、教育指導や教育
施策の改善を図るとともに、新型コロナウイルス感染症対策の臨時休業等の影響を鑑み、実施
日等を変更した上で、児童生徒、一人一人の学習の状況を把握し、今後の学力保障や学習指導
に生かす。
これが昨年の小学生の算数の課題。
・日常生活に関わる知識を問う設問のうち、1 時間=60 分の関係を理解しているかを見る設問や、余りを切り上げて処理する設問の正答率が高かった。一方、身近なもののかさを表す単位を問う設問では、半数以上の児童が正答できず、かさの単位と量感が結び付いていないことが分かる。授業において、身の回りのかさの量感を体感的に知り、それを手がかりにおよそのかさの見当をつけたり、学んだことを日常生活に結び付けたりすることが求められる。
・1/8Lの 8 個分のかさを問う設問に半数以上の児童が答えられなかったことから、分数の概念(意味)を理解していないことが分かる。分数を初めて学習する 2 年生において、具体物を使っての操作活動を十分に行うことにより、分数で表す意味を理解させ、3 年生において、分数の意味や表し方を習得させることが必要である。また、伴って変わる 2 つの数量の関係を式に表す設問
に課題が見られた。この設問は、中学校で学ぶ関数につながる学習内容であり、中学校でも課題が
見られることから、系統性を意識して指導することが求められる。
次に小学生国語。
・複数の条件に従って文章を書く設問の正答率が全国を上回ったことから、各学校で課題意識をもっ
て書かせる指導に取り組んできた成果が表れたと考えられる。引き続き各教科等で、文章や図、表、
グラフ等から読み取ったことを踏まえて書く活動に取り組むことが効果的である。一方で、無解答
もあったことから、授業の中で、「途中まででもよいから書く」ことを促し、完全ではなくても文
字で自分の考えを表現する児童を育成することが求められる。
・3 年生や 5 年生では、半数以上の児童が正しく書くことができない漢字が見られた。当該学年まで
に学んだ漢字の読み書きについて、復習する機会を設けるなど、定着を図る取組が求められる。
・ローマ字のつづりを理解しているかを見る設問の正答率が低く、依然として課題である。ICT 活用
の基礎となるキーボード入力には、ローマ字の理解が必要なため、ローマ字の習得と活用の場面を
適切に設定することが求められる。
・聞き取った内容に基づいて記述する設問の正答率が低かったことから、国語科だけでなく他教科で
も、必要なことを記録しながら聞いたり、内容の要約を書かせたりする場面を意図的に設定する必
中学数学
・1次式の減法や1次方程式のような基本的な計算力を問う設問では、正答率が全国を上回った。
文字を用いた式の計算や方程式の反復練習で習熟が図られたり、補充学習等において個に応じた
指導がなされたりしたことが、成果につながったと考えられる。
・分数÷分数に関する文章題を解くための式をつくる設問では、正答率が低かった。除数と被除数を逆にしている生徒の割合が高く、文脈を捉えて正しく立式することができていない。また、6:9と等しい比を選ぶ設問では、「1/6:1/9」と解答している生徒の割合が高かったことから、比の相等(等しい比)の意味やそれを確かめる方法を理解できていないと考えられる。これらは、
小学校で学習する内容であるが、中学校において、関連する単元の中で小学校の既習内容の定着
を確認することが求められる。
・関数について理解しているかを見る設問で、正答率が低かったことから、関数の意味を理解していないと考えられる。関数の意味を理解するために、普段の授業で、小学校で学習した比例、反比例が関数の一例であることを押さえたり、身近な数量の関係の中に関数関係にあるものを確認したりするような活動を取り入れることが必要である。
・条件に従って自分の考えを書く設問の正答率が高かったことから、定期テスト等で、条件作文を取
り入れる取組が行われている成果が出ていると考えられる。国語科だけでなく、他教科でも記述式
の設問を設定し、書く力をさらに育成したい。一方で、小学校と同様に無解答もあったため、授業
では、語彙を増やすためにマッピング(発想シート)を行ったり、構想メモを書いて交流したりす
る時間を十分に確保し、適切に支援と評価を行いながら、生徒の書く意欲を高める指導を行うこと
が大切である。
中学英語
・疑問詞を使った穴埋めや並び替えの設問は、正答率が全国を上回った。文法の定着を目的とした定型文の反復練習を行った成果と考えられる。定型文の理解に加え、疑問詞を使った他の文にも対応できるように、教科書本文の内容に関する質問を疑問詞を用いて作成し、答えを書かせたり口頭で答えさせたりするなど、普段から疑問詞を用いた疑問文に触れさせることが大切である。
・対話文の内容を聞き取り、適切に応答することができるかを見る設問に課題が見られた。対話文の音声を聞き取り、What time ~?”の質問に対して、時間を解答することはできていたが、対話全体の内容
を捉えることができていないことが原因と考えられることから、授業の中で、教師やALTが日常の出
来事を話し、その概要を捉える取組を充実させることが効果的である。また、英語科だけでなく他教科
でも、必要なことを記録しながら聞いたり、聞いた内容の要約を書かせたりする活動の充実が求め
られる。
・メールの内容を把握しているかを見る設問の正答率が約半数であった。メールの概要を理解しないまま、本文中の単語を手掛かりに解答したことが原因と考えられる。
最後は中学生国語
・条件に従って自分の考えを書く設問の正答率が高かったことから、定期テスト等で、条件作文を取
り入れる取組が行われている成果が出ていると考えられる。国語科だけでなく、他教科でも記述式
の設問を設定し、書く力をさらに育成したい。一方で、小学校と同様に無解答もあったため、授業
では、語彙を増やすためにマッピング(発想シート)を行ったり、構想メモを書いて交流したりす
る時間を十分に確保し、適切に支援と評価を行いながら、生徒の書く意欲を高める指導を行うこと
が大切である。
・全国学力・学習状況調査でも課題であった敬語の理解を問う設問で、半数近くの生徒が正しく答え
ることができなかったことから、学校では、日常生活や儀式的行事、職場体験学習等の場面を捉え
て、丁寧で正しい言葉遣いを意識させることや、校内の言語環境を整えることが大切である。ま
た、敬語や文法等の基礎的な知識及び技能の定着のためには、復習やドリル学習を効果的に行うこ
とも求められる。
・説明文の構成や展開を捉えることができるかを見る設問では、段落の役割、内容を読み取る力に課
題が見られた。授業では、生徒同士で各段落の要約やあらすじを紹介し合うなどの場面を設定し、
生徒が読み取った内容をアウトプットする活動を行うことが大切である。
さて、今年はどんな結果になるやら???
以上は県教育委員会よりコビペです。
今日も成長ある1日でありますように。
2021-04-19 23:56
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